フォルケホイスコーレの食事
全寮制で食事も土日含め提供されるフォルケホイスコーレ。
食に結構うるさい私は少し不安でした。。。
この記事では行っていた学校の食事を紹介します。
全部手作りでおいしい!
学校内にフォルケホイスコーレの専属キッチンスタッフがいるので
全て手作りの料理が毎食出てきてとても美味しかったです。
全て大きなお皿で提供され、食べたいものを各自で取るブッフェスタイル。
朝食はパン、ベーコン、野菜、シリアル、ヨーグルト等で毎日同じでしたが、
昼食はフライドポテト、ポーク、野菜が定番で、他にグラタンやスープ、コロッケ、
チリコンカンなど色々な料理が出ていました。
特に食事の際はもちろん、それ以外でも基本いつでも食べられるよう置かれている
手作りのパンとバターがとってもおいしかったです…!
サステナビリティを重視している
学校が始まって1週間くらいした後、キッチンチームから作っている食事について
説明がありました。知りませんでしたがサステナビリティを重視している学校で
食事の原材料にも拘っているようです。
・原料の60-80%はオーガニック
・紅茶、コーヒー、砂糖、バナナはフェアトレード
・肉、たまご、はちみつは学校から20km以内からローカルなもの
・欲しい物を買うのではなく、農家さんが提供してくれる物をみて献立を考える
野菜が多い
実は農業先進国のデンマーク。栽培された農作物の75%は輸出されているらしい。
それもあってか?野菜は毎食たっぷり出ていました。本当にシンプルな味付けばかり
でしたが野菜に間違いはなかったです。
ベジタリアンやヴィーガンが20%くらいいて、その人たち向けの料理もありました。
反対にお肉はそこまで多くなく、出されるとしたら90%豚肉。
豚肉はデンマークで多く生産されており、これも生産の80%は輸出用。
牛肉と鶏肉料理も食べたかったですね……
最初は貴重な豚肉も美味しいなーと思って食べていましたが、
脂が多めなので途中から食べなくなりました。
お魚も、沢山出るのかと思ったらほぼ出ませんでした。
サーモンと、ツナ缶みたいなのが3回くらい出たのかな。
あまりとれないようです。
基本おいしい野菜が毎回でるので、野菜好きなら問題ないですが、
野菜嫌いの日本人の友人は、ほぼ生で出てくる野菜たちに苦労していました。
土日は1日2食
土日も食事は提供されますが、キッチンスタッフが1人しかいないので
ブランチ(生徒が交代で作ります)と夕食のみです。
金曜夜はアルコールを飲んだり、パーティーしたりする人が多いので
朝が遅いのは問題ありませんが、夕食までの時間にお腹がすいてしまうので、
みんな自分で買ったおやつやカップ麺(デンマークにも売っています)を
食べていました。
バリエーションは少ない
来た当初は「こんなに美味しいなんて!むしろ太りそう」と思っていたし、
まずいわけではないので有難いとは思っていますが………
食事のバリエーションはやはり少ないです><
ピザやパスタくらいは出るかなと思いましたがそれらも全く出ません。
調理・味付けがシンプルなので、どうしても似たような味になってしまって
飽きるなあと感じました。
日本に帰ったら食べたいものがありすぎて、和食のすばらしさに改めて気づきました。
美味しいけど飽きる。自分で何かを買って変化をつけるしかない
自分で買ってきたカップ麺食べて夕食食べないとか(稀)
調味料を買って変化をつけるとかやっている人たちもいました。
キッチンを借りてスウィーツを作ったり、日本食を作って紹介したりも出来たので
もっと●●が食べたい!って感じる人は自分で動いてみるといいかもしれないですね。
デンマーク人は普段からあまり食事にそんなに興味がないので(味より雰囲気が大事)
私たちのような留学生のほうが、食事に対して追求する姿勢があった気がします笑
本だしや醤油など、持っていくべき調味料はまた別記事でご紹介したいです。