のんびり旅

以前デンマークのフォルケホイスコーレに留学していました。旅行、たべもの、考えたことなどを書いていく予定です

ヨーロッパの長旅をFlixbus(フリックスバス)で乗り切る

ヨーロッパは物価が高い!鉄道が発達していないので交通費も馬鹿にならない!

本当はヒッチハイクをしたいところだけど、時間は限られているので安い交通手段を探していた私・・・宿泊費もおさえたく、Flixbusの夜行バスを使ったところから、本格的にFlixbusを使うように。

今日はそんなお金がない(学生とかね)人のためのお供、Flixbusの特徴をお伝えします。

 

Flixbusとは

2013年にドイツのミュンヘンの若者が立ち上げたバスサービス。すでに1億人以上の人が利用したそう。とにかく安くて、幅広い地域をカバーしているのでヨーロッパ旅行の交通手段といえばこれ!現地の人も普通に使ってます。

ヨーロッパは飛行機を利用しても安いけど(安い時期は3000円とかでロンドンーコペンハーゲンとか)、前後の時間を考えるとかかる時間はあまり変わらないので安さ重視でバスばかり利用してたなあ。

 

Flixbusの良いところ

◆まずは安い

基本的に鉄道や飛行機より安い。預け荷物なかったり、鉄道をかなり前に予約したりした場合はバスの方が高いこともありますが、とにかく格安。

ちなみにバスも前日予約と1週間前、2週間前予約では後者の方が安いです

↓はコペンハーゲンーバイレ間のフリックスバス。デンマーク行く前に知っていたら安くいけたのに…!私は知らなかったので普通に鉄道を正規料金で購入し7000円くらいしました。Flixbusなら半額以下だった…!

f:id:usa0603:20190609143836j:plain

copenhagen-vejle間のflixbus料金

 

◆広範囲の地域をカバー

首都はもちろん、ヨーロッパであれば第三都市以下の場所も停まる場所が多いです。

どこに行きたいかを考えるより、行った場所からflixbusでどこに行けるかを調べて次の行き先を決めてたりしました

検索の時に出発地をいれれば、その場所から発車してどこに行けるかを調べられます。

WEBサイトから検索する方がマップが出てアプリよりわかりやすい。これはRouteMapをクリックして検索してます。

f:id:usa0603:20190609150043p:plain

flixbusでパリからいける場所

wifiとコンセントがついている

基本的にほぼ全てwifiとコンセントがついています。ここでまた次の目的地について調べ物が捗る。ただ、wifiはうろ覚えなのですが、乗るバスによっては「○GBまで」と制限があったので、無制限に使用できるわけではありませんでした。

また、コンセントも場所によっては設置されてないことも!バスに乗ったらコンセントがあるか確認して席に座ると◎です。

 

◆プリントアウトせず楽。画面はスクリーンショットで大丈夫

アプリから購入すると(めっちゃ楽です)、プリントアウトなしで購入画面からQRコードを見せるだけでチケット確認OKです。これが地味にとても有難い。

プリントアウトできる場所って中々ないので、ホテルやゲストハウスでお願いすることになると思いますが、面倒だしやってくれなかったりお金かかったり…。

でもアプリだったら「1時間後のバス買っちゃお!」なんてこともできます^^

ちなみにQRコードスクリーンショットでもOKなので、モバイルデータ通信料気になる~~という方にもおススメです。

 

◆interflix どんなに高いチケットも20ユーロでいけちゃう

「より安く!移動を!したいです!」と思っていた時に調べたら出てきたFlixbusの回数券。インターフリックスは5ルート利用できる99ユーロのチケットなので、定価だと80ユーロするチケットも20ユーロ!長いルート、夜行(高くなりがち)に利用してました。

 

Flixbusの注意点

◆持ち物

Flixbusはスーツケースも(23kgとかだったかな?)預入可能。ただ無くなる可能性もあるので、貴重品は手荷物に!地味にパソコンをスーツケースに入れるか悩んだけど(1日持っていると重いし)、絶対手荷物が良いですね。

あと国境またぐ時は(そうでないときもですが)パスポートチェックもよくあるため、すぐに出せる場所に持っておきましょう!

大体オランダ→ドイツとか、ドイツ→デンマークとか、より治安が良い国に行くときにパスポートコントロールがあった気がします。

シリアから来た方が、パスポートを所持しておらず、「どこかで紛失した」と主張していたようですが、警察に連れられてバスを出ていきました……深夜に……。

 

◆座席

コンセントチェック以外に座席で気になったこと。

知っている人はそりゃそうでしょと思うかもしれませんが、後ろの席はナシ。ナシよりのナシです。

2度?座りましたが、やばそうな人が多い。日本でもヤンキーが確かに座りますねバスの後ろって。。。一度は席変えたけど、一度は隣に結構怖そうな夫婦(横ボリュームもある)が座ってきて、満席だったので「酸素薄いなあ……怖いよう……」と思いながら寝ました。

あと、“予約席”というのが一応あります。バスのチケット購入する時にも、追加料金で座席指定できるよ!っていうのがあったから、あれかあ・・・と思いつつ。

シート番号が記載されている所が緑だと、予約席のはずなんですが、本当に予約している人は見たことがないです。つまり緑席の意味はないです。

私は念のため緑席以外に座ってはいましたが、それ以外に座る場所がなければ気にする必要はないと思います。

また、私は座りませんでしたが、バスによっては2階最前列は広い座席になっていて足がのびのーびできます。座っていた人が出ていった途端に、その場所に座ろうと移動した人が何人かいて、面白かった……。停留所が沢山あるルートだったら、より快適な座席に移動できるようチェックするのは重要ですね。2人席→1人席とか。

 

◆時間

ヨーロッパ内は電車もよく遅れますが、バスも勿論遅延します。

私の経験では1時間が最長かな…その後のスケジュールはフレキシブルにした方が良いですね。

アプリに基本的に遅延情報は更新されるので、待っている時も、乗っている時も安心して待てますが、たまに更新されないことがあります笑

ブリュッセルではいつ来るのか分からず、それでも沢山のバスが来てはすぐ去っていくので乗り遅れては大変!とかなり必死に来たバスの情報をスタッフの人に聞いてました。本当に、ブリュッセルのFlixbusはひどかった。。。一番治安も悪かった。。。。

と、バスの遅延は沢山ありますが、時刻通りに来ているバスは、それはもう見事に正確な出発予定時刻に発車します笑。おそらくこれはどの停留所かに大きく影響されそうですが…。とにかくどの場所でも最低15分前に到着した方が良いです。早く出ても文句言えません。。。

 

◆出発・到着場所

予約する際に、バスの正確な出発場所、到着場所を確認することはできません。

基本的には主要都市だったらそこの主要駅の近くなのですが、たまーに少し離れた場所が停留所になっていることも

荷物を沢山持っていて夜遅くだったりすると、少しの距離でも移動が億劫になるので(ベストは徒歩で行けるホテルに泊まること!)、どこに停まるかは細かくチェックしてました。

どうやってかというと、「都市名 flixbus」のように、google mapで検索。

google mapで検索すると大体場所がちゃんと出てきて、写真で場所の雰囲気も確認できるので、あまり治安が良いと言えない場所では特に確認してました。

 

最後に

 本当にヨーロッパ旅ではFlixbusにお世話になったので、これから旅行する人にぜひ使ってほしいなあ~と思っています。

他にも格安バスはありましたが、アプリで全て完結するFlixbusは珍しく大変使いやすいですよ^^

 

Flixbus  

global.flixbus.com