日本のイメージ
とっても久しぶりの更新。
記憶をたどりながら改めて書いていきます。
学校についた初日に、食事で隣の席に座った方(のちに先生だと知る)との会話が印象的でした。
「なぜデンマークにきたの?」
「仕事がとても忙しくて、、疲れてしまって少し休息をとることにしたの。それで、もともと北欧に行ってみたかったのもあるけど、ゆっくり落ち着いて心穏やかな時間が過ごせるんじゃないかなと思って留学に来たんだよ」
「そんなに大変だったんだね。心穏やかに過ごしている雰囲気、、ってまさに僕が日本に対して抱いているイメージだよ。神秘的なイメージなんだよね。」
その後も少し会話を続けましたが、「私が抱いていたのは理想化された、日本から見た北欧だったんだな、そして隣の芝は青く見えるように、北欧の人も日本に対して現実とは異なるイメージを沢山持っているんだろうな。」と、この海外放浪期間で思うに至る最初のきっかけだったなと思います。
勿論元々イメージしていた通り、デンマークの人は家の時間をとても大切にしていて穏やかな時間を過ごしていることは事実ですが、マイナスな部分ももちろんあり、それは現地であった人達から話を聞くことで、また自身が違いを感じることで得られた感覚でした。
・・・自分で体験した方が面白いと思うのでマイナスな点にフォーカスして書くことはしませんが、自分は良い面だけを書いたweb記事を渡航前に結構鵜呑みにしていたなー、考えればわかることなのに浅はかだったな、と少し思いました笑
まあ、だからこそ考えの違いや印象の違いも面白く感じられたのかも。
日本に対してデンマーク人が持っていた他のイメージは、少し矛盾するかもしれませんが
KAROSHIやIKIGAIという言葉を知っている学生もいて
「日本人は仕事に熱心すぎるよね、なんで?」と何回か聞かれた気がします…
日常的に若者に聞かれたのはやはりエンタメ関連で
NARUTO,ワンピース、ポケモンは男の子から聞かれてジブリは数名熱狂的なファンがいました。
アニメは海外では子供が見るもの、という考えが強いけどジブリは大人も面白い、考えさせられるテーマが多くがある、自然との共生もポイント!とデンマーク人の子が話していました笑
デンマーク人は自然好きな人が多いので、思想に共感する人もいるのかもしれません。
日本といえば食べ物も人気。話題に挙がるのは
ラーメン、すし、みそ(miso soup)、納豆
くらいのイメージでしょうか。。
「ラーメンを一からつくってよ、日本人なら誰でも作れるんじゃないの?」
と聞かれたときは焦りました。。。
外食文化が日本は発展していてラーメン屋が大量にあるしスーパーやコンビニでもラーメンの麺やスープが売っているんだよ、だから普通の人は一から作れないよ、と説明しました。笑
よく考えると、伝統的な家庭料理だったら家で確かに作れるのが普通ですよね。
改めて日本のコンビニや冷凍食品技術は凄いです…
満員電車に駅員が人を押し込んでいる画像を見たことがある!狂気だ!
とも言われました。
予習のために私は真面目に日本文化の本を読んで旅立ちましたが、
日本人にとっては当たり前なことでも文化の違いがでて盛り上がるのかもしれないです^^