自然と共に生きるデンマーク人
今都会に帰ってきてから思うと、デンマークの学校には本当に自然しか
なかったなあと
最寄りの小さな駅まで6kmという田舎の学校だったので、学校の周りで
歩いて行けるところには見渡す限り……何もなく……
とはいえ、少し歩いた場所には牛さんがたくさんいたり、
羊さんがたくさんいたり、森の中を散策できたりと
中々都会で暮らしているとできないことが沢山体験できました。
天気が良い日は、デンマーク国内でも貴重な自然な森(大体人工林みたいです)
の中を探検したり、一人でふらっと学校の近くを歩いて鶏の様子を見たり。
そういったちょっとした時間が、都会を離れてゆっくりと過ごしている日々を
さらに味わい深いものにしていました。
ただ、自然の中という事は虫も沢山いるわけで。
私は虫が苦手なのですが、換気のためにも空気が悪くなってきたら窓をあけていました。
でも、そうすると網戸がないので小さな虫が部屋に入ってくるのです……
2階の部屋が本当に羨ましかったです……
シャワールームのドアを開けると、こちらにも必ず小さな虫がいます。
クロークの自分の洋服の上にムカデのような虫がいたときは大きな声が出ました><
外で虫に会うことにはそこまで抵抗はありませんが、やはり自然の中で
暮らすという事は家の中に虫がいることも当然らしく、中々にショックを受けました。
同室の子は全く気にも留めてませんでした。さすがです。
私は虫に申し訳なく思いながら、その後虫よけスプレーを買い込みましたが、
本当は虫取り網が欲しかった!
気付いた虫を殺さずに外に逃がすことができるから。
夏はハエも料理の周りを飛んでいたので真剣に欲しかったな。
でもこちらには売っていないみたい?
水切りネットと小枝とかで自作すれば良かったかもしれない。
日本人とデンマーク人という話よりも、都会と田舎で生きる人の感覚の違い
かもしれないですね。